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12.4 ヤマト解体阻止!! 守るぞ日本映画!ファン総決起イベント
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    例のキム・ヤマト公開記念イベントとして、赤坂サカスでヤマトの展示が行われているので、行って参りました。
    http://sacas.net/event/event_index1011.html?iurl=days%2F201011%2F20101120.html
    開催日程:2010年11月20日(土)〜12月4日(土)
    波動砲レーザーショー 17:00〜 18:00〜 19:00〜 20:00〜 21:00〜
    ヤマトギャラリー営業時間 月〜木・日 11:00〜19:00 金・土・祝前日 11:00〜21:00
    開催日程:2010年11月20日(土)〜12月4日(土)
    波動砲レーザーショー 17:00〜 18:00〜 19:00〜 20:00〜 21:00〜
    ヤマトギャラリー営業時間 月〜木・日 11:00〜19:00 金・土・祝前日 11:00〜21:00

    主要なのは、映画で実際に使われた衣装や小道具、それとガミラス人(おいおい)やガミラス戦闘機等のプロップの展示と、30mぐらのいヤマトの展示ですな。ここまで作ったのなら、第三艦橋や艦尾も含めたフルモデルにすればいいのに。どうやって展示すればいいかは知らないけれど。
    実写ヤマト
    展望室が点滅したり、砲塔が旋回したり、けっこういい感じで、『連合艦隊』上映時に全国行脚した大和の模型を思い出しましたわ。とりあえずこのイベントは木金土日祝は21時まで、他は19時までということですが、1時間毎に3分程のイベントで、向かって右の巨大ディスプレイと連動して、波動砲発射イベントをやってるんですな。要するにダイジェストでキム・ヤマトの見所と波動砲発射シーンが上映され、それに合わせて巨大ヤマトプロップの波動砲から緑色のレーザー光線が照射されるという(発射前に、きちんとドライアイスの煙がもうもうと焚かれていましたわ)。
    実写ヤマト波動砲
    何とか最終発射を見学できました。その後スタッフの皆さんが敬礼ポーズを取って御挨拶。こういうの、いいですな。
    実写ヤマトフェアウェル敬礼
    その後書店で買い物したり飯喰ったりして、ヤマト解体現場を見学。フェンスで仕切られていたので阻止はできませんでしたが、何か物悲しいですな。
    実写ヤマト艦首
    艦首が取り外されて、縦置きに置かれている様が……
    「これじゃ完結編だよなー」
    「第三艦橋がないとな」
    解体していたスタッフに感想言われちったよ。
    実写ヤマトパーツ
    艦橋やら煙突やら砲塔やらパルスレーザー砲やらが皆取り外されて、スタッフの方達が綺麗に梱包してましたわ。
    実写ヤマトトラック野郎
    何かもうレッドホークヤマトのプラモみたいなのが、次々とトラックに積み込まれて行きました。こういうの、邪魔だけれど、きちんと保存して欲しいですな。呉の大和ミュージアムとか引き取ってくれないかなー。
    またどこかで会えるといいですな。
    | 映画・TV | 23:55 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    『銀河鉄道999』「心やさしき花の都」
    0
      鉄郎とメーテルが訪れた星は、花咲き乱れる美しい星。
      しかしその花は毒をまき散らす有害な花で、人々は地下に息を潜めて暮らしていた。
      しかし法律はその花を除去する者には死刑を課していた。
      ついに一家族が立ち上がり、その花を燃やし尽くしてしまう。
      すべての星の人々がその家族に感謝するが、警察が家族を処刑にやって来る。
      憤る鉄郎。
      原作では、警察は家族を家ごと生き埋めにして処刑する。
      アニメでは、鉄郎の説得に折れて警察は家族を見逃す選択をする。

      『999』は尺合わせの為か水増ししたりストーリーを改変するケースが多かったけれど、「雪の都の鬼子母神」みたいに原作の説明不足の部分をうまくフォローしていたのもあれば、これみたいに原作と真逆の内容にしてしまう作品もあるわけで。どちらも完成度が高いけれど、これに関しては原作ですな。
      | 映画・TV | 21:19 | - | - | - | - |
      『十三人の刺客』鑑賞
      0
        公式サイト
        東映・工藤栄一・池宮彰一郎の不朽の名作のリメイクである。
        幕末寸前というか家慶の時代ですな。将軍の実弟であり暴君・明石藩主松平斉韶を仕留める為に死命を帯びた島田新左衛門達十三人が、策謀を巡らして中仙道・落合宿に罠を仕掛け、斉韶と彼を守る鬼頭半兵衛らの一行を襲撃するという作品ですな。
        東映時代劇らしい本作が東宝作品になると聞いて、『四十七人の刺客』の悪夢が甦りましたが、三池崇史監督作品なので、帳消し。見事今時珍しい、ズンバ、ズンバと斬って斬ってぶった斬りまくるアクション娯楽時代劇と相成りました。今回大幅に変更されたところは主にこんな感じ。
        ・斉韶がスーカンの粘着質なタイプから、稲垣メンバーのただのサイコ系に。そのせいか当時の表現から逸脱して、手足を切り落とされて舌を抜かれた明石藩の百姓一揆の首謀者の娘が登場。さらにメンバーが膳の食事を全部混ぜて犬食いするわ、鬼頭が罠だと見抜いた路地に楽しみを求めて入り込んで行くとか、これもまた怪演。
        ・明石藩一行が53人から200騎300人に。
        ・郷士・山城新伍が殆どバケモノの山の民・伊勢谷友介に。この辺り、ギャグが増えてます。

        でー、結論から書きますと、この映画、面白いです。話のテンポが良く、中盤の伊勢谷周辺のエピソードを中弛みと取るか面白いと取るかで違ってきますが、この十三人目の刺客はありかと。特に巻き込むまいと気を遣った刺客達に後ろから殴りつけられて気にせず、もう一発殴られても全く気にしないとか、村中の女を犯りまくった後に庄屋の魔岸辺一徳の後ろを掘るとか、刀を持たずに暴れ回ってやられたと思いきや、最後に平気な顔して現れるとか、かなりおいしい役になってます。他の出演陣も野性味溢れる面構えが揃っていて、終盤も人数6倍増しでひたすら斬りまくりで、最近の文芸風味重視の作品と比較して実に王道の痛快時代劇になっています。というか、照明とかで昭和30年代の東映映画のような色調になっている点が実に素晴らしい。

        とはいえ手放しで誉められるかというと、やはりさに非ず。この辺は天願大介も苦労したと思うが、脚本と構成に不満が残る。何を残し、何を取り去り、何を加えるかがリメイク作品の肝となるが、本作は前述のように痛快ズンバ斬り時代劇として楽しめる反面、オリジナルの持っていた「島田と鬼頭の知謀合戦」「太平の時代の戦を知らぬ武士達の殺し合い」「封建制の悲劇」がおろそかになってしまっているのだ。
        それ故個人的に一番気になったのが、明石藩一行を宿場街に閉じ込めた所に島田達リーダー格が堂々と登場し(いい矢の的である)、口上を述べた挙げ句、「この後は小細工はありもうさん」と高らかに宣言するところ。
        小細工をしろよ! 罠に掛けろよ! 明石藩士以上に観客をうんざりさせろよ! オリジナルより敵の人数が増えているのに、罠に凝るどころか、オリジナルが司令部・工作隊・遊撃隊(?)と役割分担して将棋のように戦っていたの駆け引きの醍醐味を、いきなり放り捨ててしまったのである(オリジナルは千恵りんを走らせ続けるわけにもいかないという配慮の賜物かもしれないが)。だから斬り合いの面白さはあるものの、『四十七人の刺客』で四十七士が権謀術数を駆使して屋敷の図面まで取り寄せていざ攻め寄せたらいちいち罠に驚いてあたふたしている間抜けな展開が再現されるような、駆け引きの応酬の醍醐味がすっぱり抜けてしまったのである(もちろん口でそう言って敵を油断させておきながら、また二重三重に罠を仕掛けている卑怯さがあるならまた面白かったのだが)。そのせいか刺客達の最後にメリハリが不足していて、とにかく殺されまくるもののあまり印象がないですな。
        次に引っかかったのが、敵の勇敢さ。オリジナル同様発狂する藩士も一応出るし、300人という数で優勢とはいえ、これだけの騒ぎと混乱の中で全藩士が勇敢で、刺客が登場してもさほど動揺しない。オリジナルの壊乱寸前のパニックとなり、鬼頭が味方も斬り殺さんばかりに恫喝して建て直しを図るようなシーンは無し。これなら島田側も選抜しなくても、実戦に役立ちそうな人材がそこらに転がっていたような気がしますわ。オリジナルだと刺客側も不利になると狂乱状態になってあがきまくっていて、その辺りの描写は雲泥の差でしたな。
        後は「封建制の悲劇」ですが、役所のキャラクターもあるのか、そもそも自分の命を投げ出すという部分が軽いですな。オリジナルの千恵りんが義戦とはいえその責を最小限に抑える為に自ら相討ちを選ぶ虚しさはゼロ。特にオリジナルでスーカンが見せた、尊大で高慢で妙に当時ならいそうだったバカ殿役を、稲垣メンバーは別の切り口で熱演していたが、特に意外性のあるオチもなく、とはいえ悪役に徹するわけもなく何か意味ありげに愚痴愚痴としてるし、何とも中途半端で消化不良な役に終わっていたのが残念。ここらへんでもう一ひねりあれば、不足気味だったドラマ要素をいい形で収束させて映画に厚みを加えることができたと思うのだが。
        そんな感じなので、水準以上の作品ではありますが、やはり「今」の時代劇であるという点ではそれ以上のものではありませんでした。
        ああ、あと明石藩一行に突入する、火を点けられた牛の群。あそこは見え見えのCGでやっちゃいけませんわ。それと冒頭の「原爆投下百年前」という時代説明は何の意味があるの? もしかして将軍様の弟である斉韶を上海派遣軍の司令官で昭和(以下略)
        | 映画・TV | 23:59 | comments(0) | trackbacks(1) | - | - |
        『ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う』鑑賞
        0
          公式サイト
          銀座地球座シネパトスのレイトショーに行って参りました。ちょっと早く行ったら上映10分前(予告編8:45 本編8:54)から窓口が開くというので、有楽町まで飯喰いに行って戻って発券して貰い、近くで一服。で、8:46ぐらいに入場しようとしたら、入場口が閉まってやんの。後ろから係員さんが飛んで来て切符をもぎってくれましたが、中に入ったら、映写機が回っているものの、誰もいやしねえ。個室ビデオお一人様上映初体験。すいませんね、私が観に行ったばかりに。

          映画そのものは『ヌードの夜』の続編。だから竹中直人の紅次郎こと村木は出てくるものの、名美は出てきません。高級マンションおっ建ててのリッチな生活を夢見て、保険金殺人を繰り返す大竹しのぶ・井上晴美・佐藤寛子の母娘。爺さん一人バラバラ死体にして捨てたところ、ロレックスの腕時計ごと捨ててしまい、それを探す羽目になった寛子は、代行屋の竹中直人に依頼して樹海を捜索する。そこで蛆だらけの時計を発見した竹中は、知人の女刑事・東風万智子に鑑定を依頼する。かつて職務に純粋なあまり殉職した夫の面影を見た東風は、時計に人肉がこびりついていた結果を伏し、竹中をマークする。竹中は続いて佐藤に人捜しの依頼を受け、そこで佐藤が父親・宍戸錠に強姦されてそのビデオを売られ、売春して生きてきた事実を知る。佐藤はかつて自分を搾取していたヤクザを殺害し、東風はその重要参考人としてその場に居合わせた竹中を追う。佐藤を救う為に宍戸の保険金殺人に荷担する事を決意した竹中は、佐藤母娘と共に、富士樹海の石切場に気絶させた宍戸を連れ込む。そこで佐藤はついに本性を現し、井上を殺害し大竹を死に追いやり、竹中をも殺害しようとする。そこに竹中に持たせた携帯電話のGPSを追跡してきた東風が追いつき、自分の死と引き替えに更正を願う竹中を殺害しようとする殺人鬼と化した佐藤を射殺する。その後、生ける屍と化した竹中の許に、弁当を空しく届け続ける東風。数日後、迷い込んだ猫によって生気の蘇った竹中は、東風に「一緒に食べませんか」と語りかけるのだった。

          『魔弾戦記リュウケンドー』の花屋のかおりさんを演じていた佐藤寛子が、凄いですね。宍戸に強姦されるわ、全裸で自分の体に鞭を打ち続けるわ、ヘア丸出しで竹中と濡れ場を演じるわ、酒場でポールダンス踊って売春するわ、出し惜しみ無し。アイドル崩れがビデオムービーで下着姿になるぐらいで体当たり演技なんて言うのが恥ずかしくなるぐらい、無茶苦茶な役を熱演。何だかその姿が、肉親に利用され続けられる映画の役どころとオーバーラップしてしまいますが、それはそれとして。汚されても純粋無垢な少女性と愛に飢える薄幸の女、そして冷酷な殺人鬼といくつもの顔を熱演した佐藤、ここまで頑張ったのだから、歴代の名美にその名を加える事はできませんが、報われて欲しいものです。
          で、その相手役、蟹江敬三やら地井武男やら寺田農やら色々な男優が演じてきた村木ですが、竹中はこれで3回目。今回は名美が出て来ないこともあり、完全な主役であり、円熟した演技を見せる。つーか、『夜がまた来る』じゃないが、惚れた女が自分を騙していたと知っても女の為に命を投げ出すという「今時そんな男がいるか!?」という役を違和感無くこなしていますな。
          そんな感じで出演俳優全員隙が無いですが、反面ドラマ部分がミステリ部分にシフトし過ぎてしまい、過去の名美・村木物とはかなりテイストが違う出来。前作同様ヒロインが村木を利用する、という構図は変わらないものの、互いを思いつつも二度と交わる事のできない痛切な別離を迎えた『赤い教室』や、互いに利用しつつも自ら取り返しの付かない永遠の別れを迎えてしまった『ルージュ』等と比較すると、ラストの村木が生に向けて歩き出した部分に安堵感とカタルシスを感じるものの、ヒロインである佐藤側のドラマが取って付けたような希薄な物となってますな。
          本作は主役の村木が呪縛から解放される作品と捉えれば微笑ましいものの、その想いが片思いになってしまった結果、かつての名美・村木という二重奏によるドラマ性が失われてしまっています。善意を持ちつつも報われずに堕ちるしかない、這い上がろうとあがくヒロイン、救おうとする村木、そして本来ならば家族や女刑事が善意や憎嫉や誤解によって彼らをさらに堕としてしまうというような、あるべき濃密なメロドラマは本作にはありませんでした。水準は軽くクリアしてますが、過去の作品と比較すると……という感じです。
          ちなみに映画終了後、外に出ると雨。思わず天を見上げて「終わったァ……」とつぶやいたのは内緒です。
          | 映画・TV | 23:24 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          酒豆忌、そして渡辺宙明先生の……
          0
            昨年に続き、中川信夫監督の酒豆忌に参加させていただきました。
            今回はフィルムセンターでロッパの『天下の副将軍 水戸漫遊記』上映。お家乗っ取りを企む柳沢吉保の弟にタンバさんが扮していたのと、楠正成を必要以上にべた褒めなのが目立つものの、助三役で出演していた中村竜三郎氏が今回のゲスト。映画上映後、脳梗塞を起こしたから歩行が不安定だとかしゃべりがおかしくなるかもとか言われてましたが、いやこれが面白い。中川監督の秘蔵エピソードとかはあまり触れず、殆ど漫談の独演会状態でした。
            2010酒豆忌
            その後懇親会。噂されていた宇津井健さんはキャンセルでしたが、中村さんと北沢典子さんと矢代京子さんと桂千穂さんと渡辺宙明さんにサインを頂いてうひょひょひょですわ。しかし渡辺さん……。
            亡霊怪猫屋敷
            音楽を担当していた『亡霊怪猫屋敷』のDVDジャケットにサインをお願いしたら、五月藤江の顔を塗り潰さんと書くのはいかがなものかと!
            | 映画・TV | 23:34 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
            『テコンV』鑑賞
            0
              公式サイト
              最初にこの映画の情報に接したのは、70年代のキネ旬でしたな。『インフラマン』とか並んで海外SF映画の一本として新聞広告原稿が掲載されていて、その時は『テークオンV』と表記されていました。その後秋葉原でPCのアクションゲームとかが輸入販売されるようになり、その頃は『テッコンV』だったような。まー、どーでもええわ。
              てな訳で1976年製作の本作、オリジナルフィルムが発見されてデジタルリストアされたとの事で、ついに日本に上陸です。水曜の割引デーだけれど、入りは半分ぐらいかな?
              ストーリーは時代が前後して交錯するので年代順に並べると、世界有数の物理学者カープ博士は学術会議で大頭小身の容姿を嘲笑され、世界への復讐を決意。制止するキム博士を振り切って行方不明になってしまう。
              キム博士は彼の脅威に備えて巨大ロボット・テコンVを制作すると共に、息子・フンにテコンドーを教え込む。成長したフンは恋人・ヨンヒの励ましを得て必殺技を修得、準決勝で日本人選手(笑)、決勝で白人選手を破り、世界一となる。しかしその後フンに負けた選手や、プロレスなどの試合で敗北したスポーツ選手が次々に誘拐される。
              そしてキム・フン・ヨンヒ、ヨンヒの父である光子力ビーム(笑)の科学者らのもとに、カープ博士の娘を名乗るメリーが訪れる。メリーはアンドロイドだった。フンに惹かれたメリーはアンドロイドと人間の狭間で懊悩するが、結局部下を引き連れてキム博士を強襲、博士を殺害しテコンVの設計図を強奪する。死ぬ間際にキム博士からテコンVを託されたフンは、ヨンヒと共に乗り込んだテコンVと少年チョル扮するヤカンVの助けを借りて、赤色帝国の最初のロボットと巨大メリーロボットを撃退する。
              しかしその隙にヨンヒの父親が誘拐されてしまった。フン達は彼を追い、エジプトのピラミッドへ向かう。一方敵基地では洗脳されるヨンヒの父をメリーが救出。テコンは彼を救出すると、核ミサイルを使おうとする韓国軍を制して、さらわれた選手達の乗り込むテコンドーZ・プロレスロボ・剣道ロボの3体と戦い、これを撃滅する。赤色帝国率いるマルコムが操るドラゴンロボットをも倒したフンは、彼の正体がカープ博士である事を知るが、崖に追い詰められたカープ博士はそのまま落下してしまう。その頃メリーによって基地に捕らわれていた人間は救出され、基地は自爆。彼女の死を悲しむフン達だったが、瓦礫の中に、メリーの心臓回路が残っていた事を知り、これで彼女を復活させられると喜ぶのであった。

              正直35年前の作品という事を割り引いても、これはひどすぎる(笑)。マジンガーZそっくりのデザインのテコンV(当時のダイナミックプロは著作権周りが緩く、海外でマジンガーが人気でもろくにお金が入ってこなかったと豪ちゃんが言っていたが)、『闘士ゴーディアン』のゴリラロボを下回る低レベルなデザインの敵ロボット軍、「光子力ビーム」「光子力研究所」「犯罪回路」「心臓回路」「ロケットキック」といったパクリ剥き出しのターム等は置いておくとしても、タツノコキャラにダイナミックプロ風にディズニー調作画にカートゥーン風アクションと、とにかく何でもぶち込めと言わんばかりのカオスな作品に仕上がっている。特に作画の質以前にバラつきはひどく、フンを挟んでのヨンヒとメリーの殺し合いのシーンなどは、ヒロイン二人の両目の大きさが違ってタラコ唇を歪ませて睨み合うなど、マジで怖い。設定の詰めも甘く、敗北した選手の闘争心を生かした敵ロボットの仕様もよく分からん。
              ただ、マジンガーのパクリである事は否定できないが、キム・チョンギ監督も「マジンガーと違う物を作りたい」「でもスポンサーはマジンガーに見える事を要求する」という相反する要求の狭間で相当悩んでいたようである。実際テコンVのコクピットは腹辺りの広い空間であり、パイルダーもどきはただのサポートマシンとなっていて、二人乗り=男女パイロット搭乗が基本なのである。そして結局はメカや超兵器はないがしろにして、戦いの基本は格闘技=テコンドーであり、空手使いの『闘将ダイモス』やガンダムGを先取りした面も見られるなど、差別化を図ろうとする意図は感じられる。
              しかし怪我の功名か、ロボット描写のひどさのせいか、結果的に本作はカープ博士の作ったローレライメリーの人間になりたいロボットの苦悩がストーリーの柱となり(だからヒロインのヨンヒは段々空気になっていく)、終盤はメリーの独壇場になっていると言っても過言ではなく、そういう意味で、誉められる作品ではないが、記憶に残る作品になった、という位置付けの作品になったと思う(しかし巨大メリーロボがパンチラを見せるが……ロボットのパンチラって、ブスボロAとガミアQ以来の気がする)。そういう意味で、これはひどいこれはひどいと何度も思いつつ、後印象は悪くない作品である。
              ついでながら、先のパクリ台詞やら、色々とツッコミどころは多い作品であり、メリーが散々暴れた後に「私は人間になりたい」と捨て台詞を吐いて走り去るシーンの唐突さも捨てがたいが、最後にカープ博士が「どんなに強いロボットを作っても、韓国のテコンドーにかなうわけがなかったんだ!」と叫ぶシーンは、腹を抱えて笑いました。愛国バンザーイ。
              ちなみに私が観に行ったのは日本語吹き替え版。基本的に吹き替え版を観に行くけれど、本作に関しては字幕版での鑑賞をお勧めします。(別に嫌いではないが)ゆかなの吹き替えが、どうにも「客を泣かせる健気な声」を作っている感が強く、クラリスやナウシカを初めて観た時の居心地の悪さを感じさせられました。特にオープニングの「少年の頃のみんなの憧れテコンVが復活するよ」云々のナレーションは逆効果でしたわ。
              | 映画・TV | 23:59 | comments(4) | trackbacks(0) | - | - |
              さらば上野オークラ
              0
                昨日の『新怪談色欲外道・お岩の怨霊 四谷怪談』『怪談バラバラ幽霊』と小川欣也監督のイベントには行かれなかったので、本日行って参りました。誰か併設の地下特選劇場(『エアロビ性感・むっちりなお尻』)にも触れてやれよと思いつつ、まあ良いか。

                上野オークラ
                本日は従来通りのピンク三本立てという事で、『人妻発情期・不倫まみれ』『性感療法・白衣の愛撫』『監禁の館・なぶり責め』の3本立て。……クロージング作品になんちゅー作品をかけるんじゃ。SM映画かと思っていたら、堂々たる『悪魔のいけにえ』的なホラー映画です。
                http://ameblo.jp/riri-kouda/entry-10605404875.html
                http://d.hatena.ne.jp/privatejohn/20100731/1280595049
                要は田舎に来たカップルが精神異常者の兄妹に拉致されてさんざん玩具にされていたぶられるという代物で、兄貴は拉致した女を全裸首輪で家具兼性具にして餌は口移しか精液のみ、妹は拉致した男を金槌で殴りまくり、車椅子に縛り付けて交じり、使えなくなった男は股間の"枝"を切り払って頭に袋をかぶせて樹木として森に植えて、餌=肥料代わりに如雨露に入れた自分の尿を飲ませるという徹底ぶり。当然捕まった男は逃げ出して反撃を試みるのだけれど、兄妹は異様に強くて先客で捕まっていたヤクザはあっさり倒されるわ、恋人はさっさと陥落して自分に襲いかかってくるわ、もうぐちゃぐちゃ。結局この兄妹は子供の頃からこんなで、父親に軟禁されていたのだけれど、父が死んだ後は姉が都会から玩具達を送り込んでいたという事で、結局男も樹木にされちゃいますというオチ。妹役の女優がなかなか美人だけれど、終始イっちゃった表情でウエヘヘヘな感じなので、実用性ゼロ! でも起承転結は意外性はないもののしっかりしているし、『地獄のモーテル』的な数人の人間植樹、無人のダムの恋人と兄の疾走シーン、ラストの兄がペットにした女二人を連れて草原を散歩するシーンの『人喰い生物の島』『悪魔の調教師』的な雰囲気といい、意外な拾い物。やはり大蔵さんはホラーですよね。……そうなのか?
                上野オークラ映写室
                でまあ、映画館は59年という古さにふさわしく、客席2階+映写室は3階という設計で、入った時にはさすがにすえた匂いがしましたが、実に清潔。5時前には上映が終了し、支配人さんの奮ったトークで終幕。
                その後8/4からの移転先となる(だから閉館と言いつつ、新規営業を始める訳で、これは非常にレアケースですな)オークラシアター(オークラ劇場+オークラ劇場2+特選劇場。スタームービー+上野オークラ+地下特選劇場or日本傑作劇場?)で14時から女性だけの上映会が催されていたようで、その観客が雪崩れ込んで来て、オッサン臭い館内が急に若々しくなる。そして外壁が剥がれて建物が新しく……という事はありませんでしたが。
                サービスの良い事に、上映終了後は館内を無料開放。別れを惜しむお客さんが客席から映写室までごった返す状態に。
                上野オークラ観客席
                最後まで観客を愛していた映画館でしたねと、ちょい感心。ただしオークラシアターの構成を見て気になっていたので、係員のおいちゃんに質問。
                「世界傑作劇場は?」
                「うちの系列は光音座があるだけだから、無いよ」

                ええええー! うーん、うーん。
                | 映画・TV | 23:06 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                『ゾンビ新世紀完全版』
                0
                  SF好きで怪獣好きで、でも怪談は嫌いで、元々怖がりで、ガキの頃は石原豪人先生画の幽霊本見て気分悪くなるぐらいだったのにねー(今でもお化け屋敷には行きません)。それがTV放映された『ゾンビ』を観て以来、日中戦争の関東軍ぐらい全身泥濘に浸かってるんだから、しゃーないわな。
                  つーわけで、スティングレイの『ゾンビ新世紀完全版』DVD5枚組を購入いたしました。今回の目玉は日本語版収録→アルジェント版は内海賢治氏と石丸博也氏を呼んで実に30年ぶりの追加収録→さらにディレクターズカット版も日本語版作成という、従来吹き替え版を爪弾きしていた同作のソフトらしからぬ充実ぶり。他にも当時の日本版予告編を収録しているのがミソ。他にも色々ありますが、俺が好きなのはこのあたりなので。
                  で、結論から書くと、好き者が関わって作っているだけあって、満足の出来。ただし細かい部分で不満というか要望が残るのも確かですな。
                  まず吹き替え版だが、やはり声優さんの声質が誤差範囲内とはいえ違うのが明確ですな。健康問題とか色々あるだろうけれど、津嘉山正種氏や宗形智子氏が使えなかったのは惜しい。あと、新録の部分はどうも音がくぐもったような感じになって、従来部分の音声がクリアになっているのと比べると、明らかにそれと分かってしまう。我が家の10年以上前のステレオテレビがおかしーのかと思いつつ、スティーブンがバインダーでガラスをバンバン叩くシーンの効果音が小さくてよく聴けなかった。
                  で、アルジェント版は119分、木曜洋画劇場版は90分、残りは大きな部分はフィラデルフィアとショッピングセンターの間のシーン、後は残酷シーンも含めてとにかく細かく削除されていて、それをオリジナルに音楽と音声をシンクロさせるのは頭がおかしくなるような作業だったと思うが、その為に音楽が相当つらいことになっている。
                  例えば木洋版では暴走族が無線を入れて来た後、いきなりショッピングセンター前に集結してBGM(サラトゾム)が流れ、ピーター達がシャッターを下ろすシーンでCM入りの為に音楽が終わるのだが、オリジナルだとBGM(サラトゾム)の開始と共に暴走族達が準備して発進、ピーター達がそれを確認、そしてショッピングセンター前のシーンにつながるので、BGM(サラトゾム)が細かくリピートされて編集されている。同様に木洋版でピーターのテニスシーンの後、変なワルツ音楽と共にフランのヘリ訓練シーンにつながるのだが、オリジナルでは鏡の前で厚化粧して遊ぶフランのシーンでワルツが流れ、その後につながるヘリ訓練シーンは無音な為、今回のバージョンでは、厚化粧シーンとヘリ訓練シーンそれぞれ、ワルツが計二回リピートされる。こんな感じで、BGMが微妙にリピートされてつながっており、妙な不自然さが残っている。だからといって、この辺り、どう解決しても違和感が残るとは思うが。
                  サスペリア版音声は著作権関係で断念との事で、それは仕方がないでしょーな。米国版のオーディオコメンタリーも同様。
                  ただ、深澤哲也氏・河野基比古氏の解説や、当時のテロップは我慢するにしても、冒頭の惑星イオス爆発シーンと文字タイプシーンは特典でいいから収録して欲しかった事しきり(無理は承知)。
                  特典で収録されていた予告編リメイク(当時の日本版予告編を再度リマスター映像とリメイク字幕で構成した物)のノリで、いっそもう1枚増やして、上記シーンに加えて静止画処理と短縮で、日本劇場公開版リメイクとかやって欲しかったなあ。あ、もちろん字幕は野中重雄氏版で。暴走族が攻めてくるシーンでピーターが言う「奴らは戦い抜いてきたんだ」という台詞が、いいんですよ!
                  後はドイツ160分版(ロメロとアルジェント版を継ぎ足して、音楽をゴブリンにしたバージョン)が観たかったとかとめどないので、このあたりで。
                  特典映像はロメロが「私は日本が好きだ、今度は必ず訪日するから」と、20年前と同じリップサービスを繰り返しているのがちょっと楽しい。
                  また、登場ゾンビランキング20+10がなかなか面白い。あちこちに登場する看護婦ゾンビや白セーター中年ゾンビの出演シーンを集めていて、エンドクレジットで画面の下に上半身の背中だけ写っているのまで追いかけていて、そのマニアぶりに抱腹絶倒物。
                  同梱の小冊子も充実していて、当時キネ旬でけっこう酷評していた二階堂卓也氏が寄稿しているのも楽しいが(個人的には奇想天外誌の筈見有弘氏(だったと思う)の好意的な評価を再録して欲しかったが)、サスペリア版誕生秘話と新聞の投書に対するプロデューサー氏の激怒コメント等、よくぞここまでという充実ぶり。いやもう、予は満足じゃ。つーか、我が家にある『ゾンビ』のソフト、これで何本目だ。
                  | 映画・TV | 19:23 | comments(4) | trackbacks(0) | - | - |
                  『空飛ぶ生首』鑑賞
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                    みんな大好き(反論不可)、バート・I・ゴードン監督の非巨大生物物の一本。
                    ジャズピアニストとしてようやく成功を目前にし、資産家の娘で若いメグとの結婚式を挙げる為に島に滞在していたトムの元に、かつての恋人の歌手・ヴァイが訪れる。かつてトムが書いた手紙をネタに脅迫するヴァイだが、話していた灯台の手すりが壊れて宙吊りとなり、トムはそれを見殺しにする。以来、トムの周囲には怪異現象が続発。盲目のエリス夫人は霊の存在を確信し、メグの妹・サンディの周囲にも怪現象が起きる。そしてトムの前に這う手首、そして声を取り戻し彼の罪を喚くヴァイの生首霊が。それでもトムはメグとの結婚を決意するが、ヴァイを島に送った船員が犯罪の匂いを嗅ぎつけ、脅迫して来る。トムはヴァイの言葉に唆され彼を殺害し結婚式に出るが、強風と花束が枯れまくるという怪異に式は滅茶苦茶になる。そんな中、サンディがトムの殺人を目撃していた事が判明、トムは彼女も殺そうとするが、やはり灯台から落下して死亡。発見されたトムとヴァイの死体を並べて横たえると、いつの間にかヴァイの手はトムの体を掴んでいた。
                    何とも古典的な、復讐譚の怪談だが、ヴァイの霊がトムの妄想でなく、周囲にも感じられる事が少し変化球か。ただ生首姿は見せるものの、基本的にヴァイの霊は生前の美しいままで、恨み言を言うよりも、自信満々に振る舞って尊大に話している辺り、恐怖感に欠けており、ちょっと物足りない。半世紀前の低予算作品なので、視覚的な見せ場も今一で、あっけらかんとした生首や、教会の花束が次々に枯れていく描写も、感心はしても怖くないですな。
                    むしろ構成がしっかりとした脚本の方が注目点で、特にトムを好き好き状態であれこれ構ってもらいたいと付きまとい、挙句彼の悪事を知り、殺されそうになる健気なサンディの台詞を含めた使い方が巧く、子役の絡ませ方の一つのお手本になるというのは誉め過ぎか。派手さは無いけれど、Mr.BIGとしては完成度は高い一本。
                    | 映画・TV | 23:31 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                    『B型H系』鑑賞
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                      公式サイト
                      数少ない読み続けている漫画で、さらにTVアニメ化という、俺にとってはけっこう珍しいパターンなので鑑賞。ストーリーは省略。
                      公式サイトの絵で察していたが、山田の性格がドジっ子方面にかなりシフトしている。それが地上波向けの妥協の産物なのか、田村ゆかり起用に対する改変なのかは知らないが、山田の端正な美少女ぶりとウブなエロ女ぶり(訳わからん表現だな)の落差の激しさという、作品の基幹を成す部分が薄められていて、原作の味を殺していますな。単純にミスキャストなのか、制作側の判断なのかは知る由もないが、田村ゆかりは結構芸幅が広そうだから、たぶん後者ではないかと。逆に言えば主役の山田以外は違和感が無いのが凄い(以前出ていたドラマCDのキャスティングも、試聴だけでかなり違和感を感じた)。元が4コマなので総集編みたいなせわしないノリになるのは仕方がないか。
                      でー、「セクフレ→H友」「童貞→チェリーくん」とか、言い換え表現が目立ったり(この辺の中学生的というか、直接的な品性下劣さが面白かったのだが)、山田の妄想が省かれたり、まあ深夜とはいえ東京MXテレビ、石原やアグネス・自公に目を付けられたくはないからその辺はやむを得ないか。そのくせ(原作だと基本的に隠していて、全裸描写は意外や殆ど無いのに)湯気や黒ベタシールが乱発されていて、エロくしたいのかしたくないのか、何ともちぐはぐである。
                      コンドームが背景に飛び交って挿入歌の『コンドーさんなら鬼印』がかかる所は空飛ぶぱんつ程ではないものの結構シュールだったが、こちらは田村ゆかりの歌に非ず。なーんか、微妙に外してる作品でした。
                      | 映画・TV | 06:11 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |