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『世界侵略:ロサンゼルス決戦』『ラスト・エクソシズム』『猿の惑星:創世記』鑑賞
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    TOHOシネマ1000円デーなので、ハシゴ。今回はなかなか佳作揃いでした。以下、全部ネタバレします。
    『世界侵略:ロサンゼルス決戦』公式サイト
    東京を皮切りに、世界中の大都市沿岸に宇宙から飛行物体が墜落。それらが人工物であり侵略の可能性があると、米国は軍隊による迎撃を準備。年齢と部下を死に追いやった経験から退役を予定していたナンツ二等軍曹(アーロン・エッカート)は、士官学校出のマルチネス少尉率いる小隊に組み込まれ、出撃。落下物からはエイリアンの歩兵が続々と上陸し、ロサンゼルスは火の海になっていく。ナンツ等は3時間後の空爆までに、戦闘地帯の警察署に残された民間人を救出して帰還するミッションを受ける。交戦し、生存者や残存兵と合流しながらナンツ等は進むが、制空権を得たエイリアンによって救出のヘリは撃墜される。マルチネスの決断で一行はバスに乗って前線基地に戻ろうとし、ナンツは電波を追って標的を追跡する飛行物体を無線機でガソリンスタンドに誘導して爆破に成功する。しかし一般道は通れず、高速道路では出口が破壊されて降りられず、歩行兵器を持ち出して襲撃してきたエイリアンに苦戦を余儀なくされ、一行はマルチネスのバス自爆によって辛くも難を逃れる。しかし苦労して戻った前線基地は既に破壊された後だった。残存物資で補給した一行は、次の脱出ポイントを目指して後退するが、その途中にエイリアンの司令部があるとナンツは推察する。敵の司令部を破壊すれば、遠隔操縦されている敵の戦力の殆どは無力化できるのだ。脱出ヘリに乗ったものの、ナンツは一人突入を決意して地上に降り立つ。彼を追って生き残った兵士全員が付いてきた。地下の司令部を発見。爆破ポイントを無線機で報せた部下は吹き飛ばされた。レーザーサイトで誘導されたミサイルの攻撃を受け、敵司令部が地上に姿を現した。しかしミサイルは飛行物体の体当たりで落とされる。最後のミサイルを命中させる為に、ナンツ達は敵の猛攻を受けながら、飛行物体を撃墜死、死守したレーザーサイトによってミサイルを誘導、ついにとどめのミサイルが命中し、司令部は破壊される。ロサンゼルスで人類は優位に立ったのだ。前線基地に戻ったナンツ達は、休む間もなく、次の攻撃に向かうのだった。
    端的に言うと、『ブラックホーク・ダウン』の目的を要人暗殺から民間人救出に変え、敵をエイリアンに変え、『THE地球防衛軍』をパクったといったところか。特にクライマックスの縦長司令部母艦を見上げながら、攻撃を加えるシーンはそのまんまで、ちょっと笑っちゃいました。全体的に撃て行け撃て行けの繰り返しで、前半の潜入戦から徐々に盛り上げて、クライマックスに敵司令部というラスボスを設定しての、一小隊視点からの物語で、実に面白い。その分ドラマ部分は削ぎ落とされていて、冒頭の主要キャラの登場シーンも、わりとおざなりというか、投げっぱなし。まあ、この手の映画でヒロインとのダラダラしたメロドラマなんて、低予算映画の時間潰しの何物でもないからそれでよし。救出された民間人(マイケル・ペーニャ)が子供を守って戦死してナンツがその息子を励ます点と、かつてナンツによって兄を戦死させられた黒人兵との対立と和解という二点をそつなく入れてまとめている点だけで、十分合格。
    ただまあ、基本的には兵隊さん映画なので、「我々は民間人を決して見殺しにしない」とか、自己犠牲精神発揮の上官とか、優しく強くて人間的な主人公とか、お約束のシーンは苦笑もの。全滅させられたばかりの基地に敵兵がいなくて物資はたっぷり残っているとか、エイリアンの目的が水とか(霧島五郎さんですか?)、ご都合的な部分もチラホラ。
    個人的には今までネイティブアメリカン、次はロシア人、ベトナム人、イスラム系と来て、敵がエイリアンに変わったものの、相変わらず「敵兵は非人間的な凶悪な存在」という視点は変化なし。民間人をマイノリティ(移民?)に変えたところが時代だなあと感じさせますな。それもまたアメリカ的な上から目線の描写ともとれますが、まあ固いことは言いっこなし。非常に楽しめる作品でした。

    『ラスト・エクソシズム』公式サイト
    かねてから悪魔祓い=エクソシズムの弊害に疑問を感じ、インチキ悪祓いをしていたコットン牧師は、エクソシズムのインチキをバラす映画を撮ろうとするアイリスとダニエルのドキュメンタリー映画製作に協力をする。今回の目的は、アイヴァンウッドの農場主・ルイスの家。長男・ネイレブの敵視を受けつつ、コットンらはルイスから家畜が斬殺され、その犯人が娘のネルの仕業だとの相談を受ける。コットンらは音響の入ったレコーダーや電流を流す指輪を駆使しながらポルターガイスト現象を再現しつつ悪魔祓いの儀式を断行。謝礼をせしめて帰路に就く。……が、宿泊していたホテルにネルが現れる。そして帰宅してもケイレブの顔面をナイフで切り裂くネル。これはもう精神科医の領域だ。しかし妻を癌で死なせてしまったルイスは医師を信じず、むしろ悪魔に憑かれたネルを殺害して救おうとする。留守電に吹き込まれていた、ネルの妊娠。ルイスによる性的虐待を疑うアイリス達。そしてネルもまた、コットンが火に包まれ、アイリスがバラバにされ、ダニエルが首を切断される異様な絵を描き、猫を斬殺するなどの異常な行動を見せる。やむを得ず悪魔祓いをするコットン達の前で、ネルは全てを告白する。ネルは町で知り合ったローガンに妊娠させられていたのだ。ルイスやネルと馴染みの町のマンレー牧師に任せ、コットン達はローガンに会いに行く。しかしローガンはネルの話を全て否定する。そもそも彼は同性愛者だったのだ。ネルの告白は自分達を厄介払いする為の嘘だったのだ。ルイスの家に戻るコットン達だが、家はもぬけの空だ。そして森の方から、ネルの声が。駆け付けたコットン達が見たのは、縛り付けられたルイスの前で、ネルを生贄に、マンレー牧師が行うサバトだった。ネルから生まれる真っ赤な何か。そして何十メートルも吹き上がる炎の中に見える何か。アイリスの静止を聞かず、悪魔を倒し、ネルを救う為にサバトに突撃して行くコットン。アイリス達は森の中を逃げるが、アイリスはサタニスト達に惨殺された。そして一人カメラを持って逃げるダニエルは、ケイレブによって殺害される。
    『食人族』『ブレアウィッチ・プロジェクト』以降延々と続く、フェィクドキュメンタリーの一本。ただ、ズーム時のピントをぼやかしたりしているものの、全体的に素人っぽさが少なすぎて、フェイクっぽさは皆無。「行方不明になった撮影隊のフィルムを構成」とあるものの、きちんとカットインとか編集がされていて、その種の効果はないですな。そもそもあれだけ犯罪の証拠が写っているフィルムが処分されないで流出する事事態がおかしいし。
    全体的に低予算作品なのに『悪魔のいけにえ』で見せられたような南部の閉鎖性と狂気の雰囲気と描写は薄いものの、じわりじわりと物語が日常性を離れて行き、さまざまな推理と可能性を散らばせておいて、きれいに落ち着くかに見せて最後に『悪魔の追跡』的なストレートにオカルト映画物になる展開はお見事。というか、唖然。とはいえもう一回観たい映画かというと、ちょっと微妙。むしろ当時24歳?のアシュリー・ベルがうぶで清純な娘と悪魔憑きの狂人役を熱演していて、ここが最大の見物か。

    『猿の惑星:創世記』公式サイト
    製薬会社ジェネシスに勤めるウィルは、父・チャールズのアルツハイマーを治療する薬を開発するが、興奮したチンパンジーが社内で暴れ、開発は頓挫してしまい、実験用の猿も全て処分することになってしまう。その中にいた実験用猿の息子・シーザーを家に引き取ったウィルは、開発中の薬をチャールズに投与し、チャールズの痴呆は改善していく。しかし5年後、チャールズは再び病状が悪化。そして隣家のパイロットの車で事故を起こし、トラブルとなったところを救おうとしたシーザーが大暴れし、結果シーザーは猿の保護施設に収容される。そこでシーザーは他の猿や高圧的な施設主のドラ息子からの虐待を受ける中、持ち前の知能で他のゴリラやオランウータン達を手なずけて仲間としていき、とうとう建物内だけでなく外部への出入りも出来るようになっていく。一方ウィルはさらな強力な新薬を作るが、それは猿の知能を高めるものの、人間には伝染性のある、有毒な薬品だった。そしてその薬品により、ウィルの同僚のフランクリンが死亡し、ウィルの隣家のパイロットが感染する。一方ウィルはようやくシーザーを引き取れる事になるが、人間に絶望し仲間の猿との絆を深めたシーザーは、ウィルの家への帰宅を拒否する。そして夜、シーザーはウィルの家から盗み出した新薬を保護施設の猿に投与。瞬く間に施設を制圧し集団脱走したシーザー達は、動物園やジェネシス社を襲撃するなどして仲間を増やし、都市を暴走し、橋を抜けてかつてウィル達と訪れた森へ向かう。シーザーを追うウィル。シーザー達は橋の上で防衛線を築く警察を全滅させ、森の中に逃げ込む。そして追いかけて来て家に帰ろうと提案するウィルに対し、シーザーは「ノー」と答え、「ここが家だ」と、人間の言葉で語り、二人は決別する。しかしその頃、新薬に感染したパイロットは、そのまま海外へ旅立ち、世界中が致死性の毒に感染していくのだった。
    最初予告編で観た時に猿があまりにも普通の猿過ぎて面白くなかったのだが、シーザーの豊かな表情とか他の猿の演技を観ていたら、そんなどうでもよくなりましたわ。前半がちと長い感じもするが、物語を丁寧に進めているので、特に文句はなし。ヒロインの獣医・キャロラインが何かどうでもいい感じだけれど。
    むしろ残念なのは、ウィルとシーザーが決別し、シーザーが蜂起してから。いや、動物園やジェネシス社を襲ったからと言って、あの数には膨れ上がらんだろというツッコミではなく、スケールが違いすぎる点。結局本作は旧シリーズにおける『猿の惑星・征服』(と『新猿の惑星』)のリメイクというポジションになるのだが、オリジナルが低予算、当時20世紀フォックスがスタジオの用地を売却して立ったオフィスビル街で殆ど撮影しているにもかかわらず、猿の武装蜂起と都市制圧が今後世界中に広がって行く事を予言し、狂乱する猿達の前でシーザーが「猿の惑星が生まれたのだ!」と一席ぶってスケール感のある作品世界を構築していたのに対し、本作は結局、猿の集団脱走で、しかも森に逃げ込んで終わり、人類は伝染病でそのうち死滅するのだという、まあリアリティはこちらの方があるのだろうけれど、何とも消極的でちんまりとしたお話に終わってしまったのが惜しいというか、つまらん。この辺り、黒人の暴動が多発していた時代とはやはり感覚が違ってきてしまったんですかね。ちなみに保護施設にコーネリアスという猿がいたのが、ちょっとマニア向け。
    | 映画・TV | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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