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『サスペリア・テルザ』鑑賞
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    公式サイト
    『サスペリア』『サスペリア2』『インフェルノ』に続く、「三母神」三部作完結作。
    でー、毎週のようにトークイベントを催していて、本日は上映前に綾辻行人×矢澤利弘各氏がゲスト。お二人ともアルジェントファンということで楽しげに話されていますが、作品の話になると「5回観てください」「アルジェントは毎回必ず裏切ってくれました」「ブログとか見ると批判・酷評が多いですが、観てすぐに書かないでください」という感じで、奥歯に物が挟まったような物言いで、早くも観客(ちなみに開場10分前に行った私は38番)は各々の懸念が事実である事を認識していたようで。

    イタリアの地方の寺院の地下からドラキュラの飼い犬木箱に入れられた怪しげな像や衣服が掘り出される。これらの品はローマのマイケル美術館館長に送るが、その箱を開けて中を確かめたジゼル副館長・サラ(アーシア・アルジェント)を猿一匹と黒衣の謎の三人組が急襲、ジゼルは舌を引っこ抜かれて惨殺される。謎の声によって一命を取り留めたサラの証言を警察は真剣に取り合ってくれず、マルキ刑事はサラを見張るように指示を出す。しかし恋人・マイケルの息子ポールが早くも何者かによって攫われ、ローマは殺人や暴行などが頻発し始め、サラは変な日本語を話す魔女(市川純)や刑事に書店や列車で急襲される。刑事を殺害した魔女を列車の扉で挟んで殺害したサラは、ヨハネス精神科医神父(ウド・キアー)によって自分の母親(ダリア・ニコローディ)が三人の魔女と戦って殺害された白魔女である事を知らされるが、神父も殺害される。いやらしいレズの女降霊師マルタによって母の霊と話し超能力の使い方を知るサラだったが、マルタ達も食人族の儀式で串刺しにされて惨殺され、操られたマイケルからサラを救おうと母親の霊は消えてしまう。錬金術師デ・ウィット(フィリップ・ルロワ)と若い助手から涙の母の館の事を知ったサラは、魔女達が姿を消した館の地下に忍び込むが、そこで彼女の味方である事を告げるマルキ刑事を、館にいたルンペンと暗殺者によって攫われてしまう。館の地下では復活し、掘り出された涙の魔女がサバトを行い、デ・ウィット達に続き、マルキが鎖に縛られて嬲り殺されようとしていた。そこを覗き込んでいたのを見つかったサラはマルキと直接対決、槍で彼女の服を取り上げて篝火に放り込んで焼いてしまう。すると突然館が崩れだして涙の魔女がいのいちばんに腹を串刺しにされて絶命、逃げ出すサラが泥沼にハマって苦労しているとマルキ刑事が追いついて救出、二人は地上に出て笑い声を上げるのだった。

    完結するのかしないのか微妙な所だった「魔女三部作」、つー訳で、作品的には『ファンタズムV』というか、『ランド・オブ・ザ・デッド』というか、正直大看板作品のショボい完結編である。アルジェント作品といえば初期のミステリー作品、『サスペリアPart2』『サスペリア』『インフェルノ』『フェノミナ』あたりと『シャドー』『デモンズ(製作)』あたりまでが最盛期だと思うが、本作はその辺りの虚仮威し華やかなギミックや色彩、カメラワークが皆無である。それらの作品で魅惑だった音楽もクラウディオ・シモネッティが起用されているものの、かつての生彩は無し。となると、アルジェント特有の破綻した物語がどうしても目に付いてしまい、「何でここは絵物語になるの」「ロングショットが殆ど無いね」「館が特撮かよ」「ロケばっか」といった面から、「1000年も長らえていた魔女と教団が、何故赤シャツが発掘されるまで黙ってるのか」「みんな強烈に強いのに、打たれ弱すぎる」「強いのは魔女でなくて赤シャツじゃないのか」「マルキ刑事は最初から何故サラの無罪を信じていたの」「マルキ刑事が胸を槍で横一文字に抉られていたけれど、致命傷じゃないの」「マルキ刑事はどうやって『フェノミナ』の刑事みたいに関節外して鎖を解いて脱出してきたのか」「しかもマルキ刑事、役に立ってない」「ラストの笑い声は何なの」みたいに、相変わらず止め処なくツッコミ所が出て来てしまいますな。その分スプラッター描写やら裸は多め。うー、アルジェント映画のそれは、品良く生理的に嫌な所を付いてくるのが魅力的だったけれど、今回のはただのスプラッターですな。しかし娘のシャワーシーンをサービスシーンにする親ってどうよ。まあ、アーシアも涙の魔女も、典型的なイタリア美人ぽくて好みではありますがー。すいません、5回も観るなんて無理です。

    その後知人達約15人と飲み会。誉めているのは3人ぐらいでした。ま、そりゃそうだ。これに関しては頷かざるを得ません。
    | 映画・TV | 23:49 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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