2010.11.21 Sunday
パスカル・ラバテ氏のサイン会と小野耕世氏と『SF探検』について
渋谷タワーレコード7階のパスカル・ラバテのサイン会に並ぶ。
BDと聞くとブルーレイか少年探偵団かという感じですが、ヨーロッパ系のオサレ漫画ですな。何かガロ系に通じるノリを感じたり。それはともかく、フランスからおこしやすのラバテ氏、緊張しているのか営業っ気無し、殆ど笑わずにもの凄い堅物っぽい感じ。でもトークショーの後のサイン会は何十人も並んでいるのに、一人一人に直筆のイラストを黙々と描くサービスぶり。あんた凄いよ。来て良かったよ。
でー、並んでいる間、ちらちらと見て「帰るならばすぐにダッシュする!」と思っていたのが、トークショーの相手の小野耕世氏。御本人を見るのは初めてで、こちらもまたこういう風に年を取りたいなと思わせる風貌でした。それはさておき、ついに!『SF探検』にサインを戴きました!
さて、話は長くなりますが、自分をこの道に走らせたバイブルのような書籍が3冊ございまして、1冊が聖咲奇師匠等の『素晴らしき特撮映像の世界』、2冊目が『映画宝庫 SF少年の夢』、そしてもう一冊が『SF探検』ですな。
子供向けの図鑑のような体裁ながら、これがまた著者が小野・中子・前田氏というこれまたプロフェッショナルな方々で、扱う素材はSF映画・小説・漫画・アニメでイラストにはスタジオぬえが参画という内容。ちなみに現在手持ちのはカバーがありませんが、裏表紙がカバーだと『サイレント・ランニング』ですな。中は宇宙とか終末とかモンスターとか色々とジャンル分けしているのですが、とにかくそれらの作品のセレクトが多様。お約束の『2001年』『宇宙戦争』『宇宙水爆戦』辺りは当然、『最後の脱出』に半ページも割いたり、『やぶにらみの暴君』のロボットのシーンを掲載したり、『人類SOS』だと写真を使わず例のポスターアートを使ったり、図鑑として巧み。それ以上に素晴らしいのが、解説。
とにかくあーた、この『オメガマン』の解説テキスト読んでみなさいや。映画本編より面白そうでしょうが。1ページ連続写真で構成した『巨人獣』なんて、マニング大佐の悲劇を情感たっぷりに解説していて、あーた、これ読んだら観る前から『巨人獣』は名作だと思っちゃいますよ。
という訳で本書は30年来の大切な本なので、小野先生にサインをしていただいて、おぢさんは満足です。とりあえず『宇宙戦争』はパル版がスピルバーグ版より原作らしくて一番ですねとか(中の写真は16mmフィルムから直焼きしたとか)、『禁断の惑星』は50年代SFの傑作でロビーの顔が良いですねとか、そんな話をだらだらと。ありがとうございました。
BDと聞くとブルーレイか少年探偵団かという感じですが、ヨーロッパ系のオサレ漫画ですな。何かガロ系に通じるノリを感じたり。それはともかく、フランスからおこしやすのラバテ氏、緊張しているのか営業っ気無し、殆ど笑わずにもの凄い堅物っぽい感じ。でもトークショーの後のサイン会は何十人も並んでいるのに、一人一人に直筆のイラストを黙々と描くサービスぶり。あんた凄いよ。来て良かったよ。
でー、並んでいる間、ちらちらと見て「帰るならばすぐにダッシュする!」と思っていたのが、トークショーの相手の小野耕世氏。御本人を見るのは初めてで、こちらもまたこういう風に年を取りたいなと思わせる風貌でした。それはさておき、ついに!『SF探検』にサインを戴きました!
さて、話は長くなりますが、自分をこの道に走らせたバイブルのような書籍が3冊ございまして、1冊が聖咲奇師匠等の『素晴らしき特撮映像の世界』、2冊目が『映画宝庫 SF少年の夢』、そしてもう一冊が『SF探検』ですな。
子供向けの図鑑のような体裁ながら、これがまた著者が小野・中子・前田氏というこれまたプロフェッショナルな方々で、扱う素材はSF映画・小説・漫画・アニメでイラストにはスタジオぬえが参画という内容。ちなみに現在手持ちのはカバーがありませんが、裏表紙がカバーだと『サイレント・ランニング』ですな。中は宇宙とか終末とかモンスターとか色々とジャンル分けしているのですが、とにかくそれらの作品のセレクトが多様。お約束の『2001年』『宇宙戦争』『宇宙水爆戦』辺りは当然、『最後の脱出』に半ページも割いたり、『やぶにらみの暴君』のロボットのシーンを掲載したり、『人類SOS』だと写真を使わず例のポスターアートを使ったり、図鑑として巧み。それ以上に素晴らしいのが、解説。
とにかくあーた、この『オメガマン』の解説テキスト読んでみなさいや。映画本編より面白そうでしょうが。1ページ連続写真で構成した『巨人獣』なんて、マニング大佐の悲劇を情感たっぷりに解説していて、あーた、これ読んだら観る前から『巨人獣』は名作だと思っちゃいますよ。
という訳で本書は30年来の大切な本なので、小野先生にサインをしていただいて、おぢさんは満足です。とりあえず『宇宙戦争』はパル版がスピルバーグ版より原作らしくて一番ですねとか(中の写真は16mmフィルムから直焼きしたとか)、『禁断の惑星』は50年代SFの傑作でロビーの顔が良いですねとか、そんな話をだらだらと。ありがとうございました。